2013年11月10日日曜日

恐い話

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回送バス【投稿】

カテゴリ:投稿怖い話


怖くなかったらスマソ。
私は夜勤で、いつも車通勤。今日もいつも通りに夕方4時半頃、いつもの国道を会社に向かっていた。

しばらく走っていると、前に回送バスが走っていた。普段なら、バスは遅いし停留所で止まるので、邪魔だからとっとと抜くのだが、回送だからまあいいか〜と思い後ろを走っていた。
ふと見ると、回送と書いた行き先表示の下に何かぶら下がっている。何か書いてあるが、私は乱視なので、文字は遠いとメガネをしていてもボヤけてしまう。まあ運転中でもあるし、信号で止まるのそのを待った。
しばらくして信号で止まったので読んでみると、何てことないただの停留所の順番だった。○○発→○川→○○センター→○公園前…目を通していると、その紙の後ろ辺りを何か動いた気がした。
ん?人が乗ってる??回送だから客じゃない。バス会社の人かな?と思っていると、信号が青に変わって動き出した。
走りながらもバスの中を見ると、やはり誰かいるようだ。それも、何やらユラユラ揺れているから、立っているみたいな感じ。何か違和感があったものの、特に気にしなかった。
よくよく考えると、バスの最後方は座席だから、立ってる人は真後ろの車からは見えるはずなかった。(真後ろ走ってると見上げる感じだから、座ってる人の頭がやっと見えるくらい)
私は、国道をひたすら真っ直ぐ。バスも私の前をずっと走っていた。
本当に特に気になっていた訳ではなかったが、なぜか視界にユラユラ揺れている人影が入ってくる。
再び信号で止まったので、何となくバスを見上げると、後ろの窓にべったりと両手をつき、目を見開いた半笑いの髪の長い女が私を見下ろしている。
あまりにビックリして、時間が止まった。手や顔色はサツマイモを薄くしたような赤紫色で、血管だかなんだか、顔に青黒い線が走っていた。
その女は、ニヤニヤしながら私を見続けていた。
我に帰ったのは、後ろの車にクラクションを鳴らされた時だった。脂汗がドッと出たのが分かり、あのバスの後ろを走るのは死んでも嫌だったので、人の迷惑を顧みずw無理やり右折レーンに進路変更して、バスから遠ざかった。
もう4年以上同じルートで通勤しているが、初めて経験した。もうバスの後ろは絶対走らない。
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