■母のお弁当【第19話】
私の母は昔から体が弱くて、それが理由かは知らないが、 母の作る弁当はお世辞にも華やかとは言えない質素で見映えの悪い物ばかりだった。
友達に見られるのが恥ずかしくて、毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。 ある朝母が嬉しそうに「今日は〇〇の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。
私は生返事でそのまま高校へ行き、こっそり中身を確認した。 すると確に海老が入っていたが殻剥きもめちゃくちゃだし 彩りも悪いし、とても食べられなかった。
家に帰ると母は私に「今日の弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。 私はその時イライラしていたし、いつもの母の弁当に対する鬱憤も溜っていたので 「うるさいな!あんな汚い弁当捨てたよ!もう作らなくていいから」とついきつく言ってしまった。
母は悲しそうに「気付かなくてごめんね…」と言いそれから弁当を作らなくなった。 それから半年後、母は死んだ。私の知らない病気だった。
母の遺品を整理していたら、日記が出てきた。中を見ると弁当のことばかり書いていた。
「手の震えが止まらず上手く卵が焼けない」
日記はあの日で終わっていた。
・寂しくなる話
ビールは横に冷やすとうまい、と父は言っていた。
そんなわけはないと、と言っても聞かず、冷蔵庫に決まってビールを横にして冷やしていた。
酒以外煙草もギャンブルやらない親父にとって、ビールに関してだけこだわりを
持っていたのかもしれない。酒が飲めなかった俺は、一緒に飲むこともなかった。
親父が死んだ時、なぜかそんなに悲しくなかった。あっけないな、とは思ったが、
何か時間が寸断されるような感覚はなかった。親戚が自宅にきて、これからのことを
話し合っているときに、ふと何か酒が飲みたくなり、冷蔵庫を開けた。
横になったビールがあった。時間がぎゅっと凝縮されて、思い出すべきことが多すぎて、泣いた。
・一流になりたければ
27 以下名無しVIP[]
一流になりたければ、一流の人の声にのみ
耳を傾けろ。二流に従えば二流に、
三流に従えば三流にしかなれない。
人を選び、できるだけ格の高い人物にのみ
傾倒するのだ。世の中には二流三流のくせに
プロフェッショナルぶるやつがあまりに多すぎる!
「おまえが言うな!」と言ってやれ!
28 以下名無しVIP[]
>>27
おまえが言うな!
・女探しの旅
216 それも名無しだ[]
18歳のとき美術系専門学校入学したんだけど
同じクラスになった男子が、始業式の翌日にクラスのギャル以外の女子全員にラブレター配布。
自分の覚えてる限りでは20人近くにラブレター渡してた。
ラブレター貰った女子も貰わなかった女子もドン引き。
(男子はラブレターを送った女子全員と付き合う気だったらしい)
男子、噂が広がりクラス女子だけでなく学校女子全員に避けられる事態になる。
ラブレター配布から一週間もせずにラブレター男は不登校になる。
数ヵ月後、課外授業に出席したと思ったら途中で逃亡
泣き叫びながら学校の男子トイレ破壊して退学した。
今でもなにがなんだかわからない。
わざわざ高い金払って女探しに専門学校入学したのか……。
男子には避けられてないんだからそっちと仲良く学生生活送るっていう選択はなかったのか。
黒髪=清純で(自分に対して)優しいと勘違いしたエロゲ脳が耐え切れなかったのか。
221 それも名無しだ[]
自分をギャルゲの主人公と勘違いしててハーレム作る気満々だったらしいよ。
専門学校→みんな同じ趣味→だからみんな自分のことを理解してくれる!
→みんな自分のことを好きになってくれるに違いない!みたいな思考。
女子全員から「なにこいつヤバイ・マジキモイ・頭おかしいんじゃね?」的な態度とられて
妄想と現実の違いについて理解できたならいいけど。
あと結局トイレ弁償したんだろうか…
227 それも名無しだ[]
この事件の一番の被害者は、女子でもラブレター男でもなく
トイレが使えなくなった男子達だと思う。
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