2014年3月5日水曜日

恐い話

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49歳になったら迎えに来ますからね
数日前の実体験です。

知人のおばあさんが我の強い恐い人だけど、
自分の母親の話をする時だけは顔つきが穏やかになる。
その人から聞いた昔話が原因。

そのおばあさんの母親、(仮にAさんとする)は、おばあさん含め6人の子どもを産んだ。
6人目の男の子供が2歳の頃に、Aさんの実母が病弱で、危篤を報せる電報が来たそうな。
けれど直ぐには実家に帰ることが出来ず、結局実家に帰れた時には、実母は亡くなっていたらしい。
Aさんは元来気が強く、性格もきつい人だったらしいが、実母の死に目に立ち会えなかったことが
悲しくて、夢でも良いから会いたいと願っていたそうだ。
そんなある日、願いが叶って母親が出てくる夢を見た。
ところが、夢に出てきたのは実母じゃなくて、旦那の母親、つまり義母(姑)に当たる人。
しかしこの義母は、旦那が14歳の頃に既に亡くなっていて、写真でしかAさんは知らない。
その義母が夢に出来てこう言った。


「もう既に息子の籍(鬼籍?)は此方の世界(あの世?)に用意してあります。
49歳になったら息子を迎えに来ますからね」

当時Aさんは40代前半で、旦那さんは47歳だったとのこと。
子ども6人居て、一番下の子がまだ2歳だったAさんは、
『未だ主人を連れて行かれては困ります。どうか下の子が一人前になるまで
迎えにくるのを待ってください。私はその為なら、不足を言いません。
人に尽くしてこれからは生きます』
と誓いを立てて、毎日仏壇に手を合わせながら祈り続け、自分の幸せなんて顧みず
時には訪問販売とかの詐欺に遭ったりしても、人に蔑まれたり、厭がらせを受けたりしても、
『人を恨んだらその分自分に返ってくるかも知れない。私の所為で
主人の寿命が縮まるかも知れない』
と思って、それまでの気の強さが嘘のように慎ましく生きたらしい。
当時、子どもが一人前になるというのは、成人、ではなく、結婚して家庭を持つということ。
それから20年後、22歳になった春に結婚した下の子どもを祝った年の秋口に、
突然何の前触れもなく、旦那さんは亡くなったという。
つまり、67歳まで生きた訳だ。
旦那さんが亡くなったのは悲しいことだったが、義母が祈りを聞き届けてくれたのかと
思ったAさんは、それからも自分の生き方を変えることもなく、
90歳くらいまで生きたらしい。

そんな話を突然聞かされて、訳が分からないまま自分は、「はぁそうですか、凄い話ですね」、と
相槌を打ってただけなんだけど、ぶっちゃけどうでも良かった。

で、話を聞いたその後、友人と遊ぶ為に、友人(仮にBとする)の家にそのままの足で行った。
友人Bの家は、お婆ちゃんが昔、お祓いする人(?)何だかそんな感じだった人とかで、
客間兼仏間にはもの凄く大きな仏壇があるんだけれど、
いつお邪魔しても、何だか仏壇が大きすぎて、緊張して落ち着かない。
友人Bの母親は気質の優しい人で、霊とかそういうものが目で見える訳じゃないけれど、
何かが居るとか気配で敏感に感じる人だという。
で、いつものように友人の家に行き、客間(仏間)に勝手知ったるで入っていった時、
その和室の敷居を跨いだ瞬間に、身体から力が抜け落ちてしまって、
何故かその場に座り込んでしまった。
何だこれ? と疑問に思うし、意味が分からないし、でも立ちあがる気力がないしで
戸惑っていたら、Bのおばさん(母親ね)が部屋に入ってきて、

「○○(私)ちゃん、うちに来てホッとしたでしょう。何処からか沢山引き連れて来てた。
全部(Bの)お婆ちゃんが落としてくれたわよ」

だってさ。
で、おばさんに肩を叩かれた後、いきなり身体が軽くなって立ち上がることが出来た。、
そう言えば、知人のおばあさんと別れた後から、何だか身体が重いなって思ってたことに
その時になって漸く気づいたんだ。
しかし、Bのお婆ちゃんはもう亡くなっているんだけれどなー。まさか仏間に居るの?
自分は霊感とか一切ないので、何か不思議な体験でした。
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