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形状記憶合金?
なんと、金属にも記憶力があるのです。
ニッケルとチタンとの合金を50度C以上の元で加工します。
冷えてからくしゃくしゃにしても、熱めのお湯の中に入れると不思議なことに、さっき加工した時の形に戻って行きます。
今まで、このような合金は形状記憶合金と呼ばれ、十数種類見つかっています。
実はこの合金は1951年、アメリカの学者が発見したのですが、その後は月面探査機などのアンテナの素材などに利用されています。
なぜなら、アンテナはそのままだと大きすぎてロケットに積めません。
だから、形状記憶合金でアンテナを作って、折り畳んでしまえばよいのです。
月面に着いたら取り出して、太陽の熱で暖めれば元通りおわんの形をしたアンテナに戻るのです。
超伝導磁石? 何それ?
ニオブという元素とスズを混ぜた合金の針金を絶対温度18度(−255度C)まで冷やすと、突然電気抵抗が0になります。
抵抗がゼロということは、一度ここに電流を流したら、電源を切ってもいつまでも電流が流れ続けるのです。
これを超伝導といい、超伝導の状態になる温度は物質によって異なり、殆ど絶対零度(−273度C)に近い温度でなければいけません。
このニオブ等を使った超伝導のコイルは、一般家庭の電力の10000倍以上出なければつくりだせない磁界を、ほんのわずかな電力で作り出すことが出来、しかも抵抗が無いので電力を消費せず、磁界が持続するのです。
その為、リニアモーターカーなど、重量の物質を持ち上げて運搬するときなどは、この技術さえあれば少ない電力でまかなえるようになるのです。
問題なのは、どうやってこれらの物質をこのような超低温まで冷却し、そして持続させるかが課題です。
Q.超伝導って電気もたくわれられるの?抵抗がなければ、永久に電気って無くならないんでしょ。
A.Yes.でも、超伝導にするのがとにかく大変なんだ。
実際は超伝導でも半永久的に電気が残る訳ではないぞ。
なぜ、電気製品を使うと電気を消費するかということを考えて見ればわかるね。
電気を通せば、熱が出る。
こうして電気エネルギーが熱になって逃げちゃう。
それに、電線は電気が通ればその周りに磁界も出来てしまう。
こうして磁力として電気が消費されたりもするけど、超伝導はそれでも画期的な発明なんだ。
そうすれば、電気をあまり使わなくて良いから公害も減るし、自然も破壊されなくなる。
今後の開発に期待!
光化学スモッグの正体
1970年7月18日、東京の立正高校で体育の授業中の生徒達がバタバタと校庭で倒れ、目やのどの痛みを訴えたりけいれんを起こしたり、意識不明になる事件がありました。
これが、日本で初めての光化学スモッグでした。
世界でこれが初めて確認されたのは、アメリカのロサンゼルスでした。
1943年の夏、多くの市民が吐き気や呼吸困難に悩まされましたが、当時は原因不明で、10年以上たった1954年になって学者達によって原因が突き止められました
原因は、自動車の排気ガスの中に含まれる炭化水素や窒素酸化物などが、太陽の強い紫外線で化学反応を起こしし大量の酸化物やオキシダントを発生したためでした。
オキシダントとは、強酸化性物質の総称で、オゾンを中心にして、ホルムアルデヒド、パラオキシアセチルナイトレートなどを含みます。
空気中の亜硫酸ガスは湿気と結びついて亜硫酸になり、これにオキシダントが作用して硫酸に変わり、霧状に降ってきます。(硫酸ミスト)
光化学スモッグは、これらの他にもアクロレイン、硫酸メチルなど、多くの公害物質を含み、原因となっています。
光化学スモッグが発生しやすい日は、晴れていて紫外線が強く、風の無い日に発生しやすいですが、曇っていたり、時には夜間にも発生することがあります。
私も小学校の頃、光化学スモッグが出てはサイレンが鳴り、夏の暑い日でも窓を閉めて外の空気が入らないようにしたり、マスクを着用したりしました。
そして、現在はロサンゼルスに住んでいますが、ダウンタウンの空はいつも、もやがかかっています。
曇りの日などで、風が無い日は特に危険で、雲が空気の循環を遮ってしまい、ダウンタウンに永くいるととても気分が悪くなります。
鉄とプラスチック、どちらが硬い?
もちろん「鉄」と答える人が普通だろう。
ところが新しく開発されたプラスチックは鉄よりも固いものもあるのだ。
原料はジアセチレンのポリアミド合成塩。
この針状の結晶に真空中でγ線(ガンマ線)を4日間照射する。
すると、青黒い金属光沢をした粉末になり、これを5万気圧、230度で20分ほど加熱すると、成形体が出来上がる。
これこそがその「最強」のプラスチックで、鉄の約1.4倍も強い。
そのくせに、重さは同じ大きさでも鉄の7分の1しかない。
これこそ本当に「軽くて丈夫」なプラスチックかな?
ビールの泡の正体
ビールをつげば、必ず泡が出ます。
一般に目上の人にビールをついでもらう時は、礼儀としてコップを傾けたりして、泡が出る量を少なくすることもありますが、一般に「泡越しに飲むのが旨い」といいます。
さて、この泡の正体は一体何でしょう。
このビールの泡の正体は主に炭酸ガスです。
その炭酸ガスの気泡にビール中のタンパク質やホップの苦味成分などが付着し、そして空気に触れるのを極力抑えて酸化を防ぎ、味を維持する役目があるのです。
もちろん、コーラなどと同じように炭酸の喉越しを楽しむという意味もありますね。
ビールの味は、この泡があってこそだったのです。
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