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結婚をはぐらかされてきた彼女に思い切ってプロポーズしてみた
2011/07/17
カテゴリー: いい話
http://omoshiroi-hanashi.com/ii/2350.html
付き合って3年になる彼女に以前から結婚を匂わせてみたり、両親に会わせてよって言ったりしてたんだがずっとはぐらかされてきた。
これははっきり言ったほうがいいのかなと思って一大決心、貯金はたいて指輪買って、プロポーズした。
彼女「ごめんなさい。」って。
しつこく理由を聞くと、どうも子供ができない体らしいと。
俺女の人の体のシステムどうも分かってなかったみたいで、しかも彼女が泣きながら話してたことだから間違ったことを言うかもだが、どうやら生まれつき持ってる卵子の量が少ない?排卵しない?
なんかそんなので、10代の半ば頃から排卵させるための薬とかずっと飲んでて、病院にも通ってるらしい。
お医者さんはあきらめずにがんばれば、もしかすれば妊娠できるかも・・・
みたいなことを言ってるらしい。
彼女の生理が不順だったり、生理痛がものすごくきつかったりしてるのはしってたけど、そんな若い時からつらい思いしてるなんて知らなかった。
彼女の前で子供かわいいとか言うんじゃなかった。
でもどうしてもあきらめられなくて、そんな話聞いたらなおさら支えになってやれないかなって思って、
「それでもいいから考えておいてくれ。」
って言ってその日は別れた。
一週間後彼女から
「話がしたいから会いたい。」
と連絡。
彼女の部屋に行くと、彼女のお母さんが同席。
マジびびる俺。
「まあまあまあ!ようきてくださいました!
うちの子もらってくださるっておっしゃってくださったんですね!
ほんとにもう!ありがとうございます!」
お母さんハイテンション、俺唖然。
「この子、本当はあなたと一緒になりたいんですよ。
治療がつらくても、俺さんのこと考えたらがんばれるって普段から言ってましてね。
いざあなたに結婚申し込まれて、怖くなってしまったんですよ。
情けない娘でごめんなさいね!この子今は弱気になってますけど、
がんばると思いますし、もらってやってもらえます?」
まさかのお母さんからの逆プロポーズ。
彼女のほうみたら、ちょっと決まり悪そうに笑って、
「ほんと、子供できないと思うんだけど、ほんとにいい?」
「俺さんいいっておっしゃってるでしょう!おまえは本当にもう!」
お母さん、それ俺のセリフ・・・。
なんか自然に笑いがこみ上げてきて、
「子供は授かり物なのでできればうれしいし、
できなくても彼女と一緒に生きていけたらそれで幸せです、
俺こそよろしくお願いします。」
ときっぱり言えた。
三人でうれし泣きした。
あれから5年、子供はまだ授かってないけど、ものすごく幸せです。
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