2016年1月10日日曜日

雑学

テーマ「生体時計」

あさがおはその名の通り朝に花を咲かせます。しかし、それは夏の間だけの事。
だんだん秋に近づくにつれて、あさがおは早く咲くようになり、しまいには夜中に咲くようになってしまうのです。

実はこれは、あさがおの生体時計にあるとされています。あさがおは、日没から約10時間後に花を咲かせます。昼の長い夏には、例えば8時に日が沈んだとすれば、花が咲くのは朝の6時ごろ。ところが、だんだん日没の時刻は早くなり、その結果、花が咲く時間も早くなるというわけ。

ところで、人間にも生体時計があるという事をご存知でしょうか。次の日に起きる時間なんかを決めていると自然に目が覚めるというのも生体時計の働きだそうです。

人を時間の分からない状況で自然に生活させると25時間の周期になるというのが実験で証明されています。つまり、人間の生体時計の周期は25時間とい
う事。ご存知の通り1日は24時間。当然の事ながらずれが生じてくるのですが、人間は、朝太陽を見る事で生体時計をリセットしているとか。

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テーマ「1馬力」

車好きの人でなくても「馬力」という単位は聞いたこがあるだろう。なんとな
く「力が強い」とか「速い」なんていうイメージがある単位。そもそも、この
馬力というのは、どういうものなのかというと、「1分間にどれだけの仕事が
出来るか」を表す仕事率の単位。しかし、馬と言ってもいろんな馬がいる。産
地・種類・雌雄・年齢などによって、馬力も違ってくるように思えるが…。

馬力の単位に出てくる「馬」は別に有名な馬、というわけではない、無名の馬。
馬力を単位として制定したのは、蒸気機関を発明したジェームス・ワット。蒸
気機関を導入する工場が増えたため「公正な使用料を徴収するために、性能が
客観的にわかる単位」が必要だったというわけ。

そこで、ワットは自分の作った蒸気機関に馬と測定器を結びつけ、馬がどれく
らいの仕事をするのか調べてみると、175ポンドの力で1分間に188フィ
ート歩いた。だから、2つの数値をかけて、毎分約33000フィートポンド。
これを、ワットは1馬力と決めたわけ。実は、ワットの時代に比べると、現代
の馬は品種改良が進み、当時の4倍ぐらいの力が出るらしいが…。


テーマ「ガムとチョコ」

ガムとチョコレートを一緒に食べるとガムが溶ける…経験的に知っているかも
しれない。ガムが溶けるからには、チョコレートに何か強力な物質が入ってい
る気がするが、これはガムのもとになるガムベースの性質のため。

ガムベースは、チクルなどの植物性樹脂やドイツで開発された酢酸ビニル樹脂
に、弾力性を出すポリイソブチレンなどを加えて作られる。これに糖類や香料
を加えてガムの出来上がり、というわけだが、酢酸ビニル樹脂は脂溶性。唾液
には溶けないが油には溶ける、という性質を持つ。

一方チョコレートは油脂を含んでいる。一緒に食べることで、ガムの組織がバ
ラバラになり溶けていくということになる。同様にビスケットでも油脂を含ん
でいるため溶ける。ちなみに、ガムは溶けても溶けなくても、飲み込んで害の
あるモノではないのでご安心を。


テーマ「耳掻きのコケシ」

竹製の耳掻きには飾りとしてコケシが付いていることが多い。もちろん耳掃除
のお守りという意味はなく、かんざしとして使われていた頃の名残。かんざし
と耳掻きの関係は江戸時代にさかのぼる。

江戸時代、一般庶民が贅沢品を身に付ける事、所有することが禁止されていた
ことがある。さらにかんざしは武器としても使えてしまう。とはいえ女性はキ
レイに着飾りたいもの。かんざしの先を曲げて耳掻きの形にし、実用品とする
ことで規制から逃れていたのである。

また先が曲がっていることで髪を結いやすい、毎日髪を洗う習慣のなかった当
時、頭が掻くのにも使えるという便利品でもあった。コケシという飾りのため
の付加機能「耳掻き」だったものが、耳掻きの飾りとしてのコケシに変化し、
現在のような形になったというわけである。
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