2013年12月1日日曜日

ネタ話

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ココリコ田中からダウンタウン浜田に書いた手紙


「浜田さんへ。僕達ココリコが、ガキの使いの前説をやらせていただいたのは、今から16年前、25歳の時でした。それから今日に至るまで、ずっとお世話になっております」

「浜田さん、覚えてますか?前説を初めて間もない頃、浜田さんは僕に、『なんやお前?靴、ボロボロやないか』と言いました。
当時僕は、ドクターマーチンの黒い靴が大好きで、いつもその靴を履いていたのですが、靴底も限界まで磨り減り、誰の目から見ても、もうボロボロの状態でした」

「しかし、当時の僕は生活するのもやっとで、会社にも借金を作り、新しい靴を買う余裕など、全くありませんでした。
そして、次の収録の時も、浜田さんは『またその靴履いてんのか?新しい靴買えよ』と、冗談混じりに言いました。
そして、僕が『そうなんですよ。すみません』と答えると、『これで新しい靴、買え!』と、2万円を差し出しました」

「『いえ…いえ。そんな、とんでもないです』と断っても、『いいから、買え、買え』と、僕にお金を渡し、その場を立ち去りました。
翌日、僕はすぐ新しいドクターマーチンの同じ靴を買い、次の収録の時、真っ先に浜田さんにその靴を見せ、『ありがとうございました。
新しい靴を買わせていただきました』と言い、お釣りの8千円を渡そうとすると、『いらんいらん。それでなんか、美味いもん食え』といって、お釣りも受け取ってくれませんでした」

「僕は、浜田さんに靴を買っていただいたのが、嬉しくて嬉しくて仕方がありませんでした。それから、その靴をいつもいつも履いていました。
再びずっとそれを履き続け、雨でビショビショになっても、別の番組でドッキリで海に落ちて、革がカチカチになっても、毎日、毎日その靴を履いていました」

「そして、その頃から少しずつではありますが、仕事も増え、会社にも借金を返せて、なんとか生活できるようになってきました。
浜田さんに買っていただいた靴に、なにか力をいただいているような気がして、あの靴を履いていると、何か心強く感じていたのを覚えています」

「自分自身、番組の中でうまく立ち振る舞えず、反省し、悩むこともたくさんあるのですが、松本さん、そして浜田さんがいてくれるからこそ、
他の番組には見せれない、新しい自分を思い切って出せるのだと思います。
自分が、16年前に入ったときから、この番組に出させていただいていることに、今、改めて感謝をしております」

「そしてこれから少しでも、浜田さんとご一緒できるよう、頑張っていきます。これからもよろしくお願いします。 
ココリコ・田中直樹」
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