2014年10月4日土曜日

深いネタ話後編

猫が亡くなって数ヵ月経った頃、
心疾患で子犬の頃からうちの
病院に通っていていた
シーズー犬がいた。
6歳だった。
ある日飼い主は頻繁に起こす
発作に耐えられなくなり
「こんなに苦しむなら安楽死させてやってくれ。終わったら連絡して下さい」といい

承諾書にサインをし、病院に
犬を置いていってしまった。
私はやるせない気持ちで
いっぱいだった。

安楽死させる直前、
大沢は犬に話しかけていた。
「人間は自分のエゴで動物を飼う。今まであんなに可愛がっていたのに
死に目には会いたくないという。
勝手だな。でも俺はお前を殺さなくちゃならない。仕事だから。
俺じゃ役不足かもしれないが、
最期まで見ているぞ。
お前は病気に負けず
精一杯生きた。
楽しいことよりも辛いことの
ほうが多かったかもしれない。
助けてあげられなくてゴメンな。もう頑張らなくていい。
次は人間に生まれてこい。
美味い酒でも飲みに行こう。
絶対だぞ。約束だ。」

大沢は優しい顔をして
そんなことを言っていた。

病院では泣いてはいけない。
私の不安は動物にも伝わる。
この犬の最期の瞬間、
不安な思いをさせてはならない。
私は涙をこらえて薬を注入した。
犬は安らかに逝った。
飼い主は遺体を迎えに来ると
大声で泣き出した。
すると大沢は「あなたに泣く資格なんてない!」と声を荒げた。
私にとって初めての
安楽死であった。

以上が私が体験した
不思議な話だ。
母、父、妹、友達皆笑って
「うそだーww」とバカにする。
しかし大沢だけは笑わなかった。
「そんなこともあるんだなあ。
猫又とはよく言ったもんだ。
動物は俺らなんかより
ずっと人間の本質を
見抜いているのかもしれんな」
と言っていた。

後日談。
二年程前、大沢は
「独立する。お前もついて
来るか?
ついでに結婚してやってもいい。お前はどんくさいからな。
このままじゃ行き遅れるぞ。」
なんて笑いながら言った。

今は結婚し、開業しました。
相変わらず生活は
カツカツですが、
大沢と私と猫一匹の三人で
幸せに暮らしています。
大沢は「15年経ったらこの猫も喋るだろう。もし喋るとき苦労しないように、
色々な言葉を教えておこう。また会いたいな。猫又」と言いながら毎日猫に話しかけているが
一向にしゃべる気配はありません。
>>1の脳波と猫の脳波がたまたま合ったんでしょ

空耳とかいうのは
全部そういう類。
よくあること。
でもいい経験できてよかったね。

後日談でいっきに釣り臭くなったが、おもしろかった。

よく幽霊を見たときも波長が合うとか言いますもんね。
私は精神的に参っていた時期でしたので、気がたっていました。
知らぬ間に感覚が研ぎ澄まされていて普段は感じないものを感じていたのかもしれませんね。

俺、信じるよ
色々その猫さんのこと書いてよ

この猫は本当に不思議な猫でした。まあ喋ること自体不思議なんですが。
まず、猫が言っていることがでたらめではないんだと思った言葉が、
「お前のくれる餌はまずいな」と言われたときでした。ピンときました。
もうほとんど経口摂取はできなかったんですが、柔らかいものを少し無理やり
与えていました。その餌というのが、腎臓に疾患のある猫専用の餌でした。
猫は腎臓を患いやすい動物ですが、やはり多少なりとも人間の食べ物を食べていた
猫の方がそのリスクは跳ね上がります。もちろん個体差はありますが。
あの猫はグルメだったんですね。
「まずい」と言ってからは一切口にしませんでした。
性格的にもとても強情な猫でした。
私が診てきたアメショの中でとても珍しい性格でした。
一般的にアメショは活発で甘えん坊な子が多いのですが、意地っ張りというか
頑固というか、何だか祖父と一緒にいるような感覚に陥りましたwwやはり貫禄がありましたね。

長々と失礼しました。またご支援ありがとうございました。
こんな話誰も信じてくれないし、私の夢だったのかもしれません。
でもあの猫との出会いは私の価値観を大きく変えてくれたのも事実です。

今回妊娠が発覚し、新しい命を授かりました。
あの猫が教えてくれた事、大沢が教えてくれた事をしっかり胸に刻み、
これから生まれてくる新しい命と向き合っていきたいと思っています。
素敵すぎ
きっと患者さんたちは幸せだろね
うちの猫は喋るまであと13年か…長生きしてくれるといいな

羨ましい体験じゃん。会話として成立したのか気になるな
俺も実家にいた弟分の猫と喋りたかったよ
あっちは毎日長々と喋りかけてきてくれてたんだけも全く分かんなかったなあ

昔バウリンガルっていう犬語翻訳機を買ったなー
やたら「俺ってグレート!」と言ってた
夢の中でなら喋ったことあるんだけど羨ましい

素敵な話しを聞けてよかった。
たまにペットが何を言いたいか分かることはあるけど、きちんと会話してみたいな。
お仕事頑張って下さい!

うちのコは長毛種の女のコで、もう16歳のネコ
何て言ってんだろうなぁって思う時期もあったけど、今は言葉は聞かなくても良いかなって思う
喋り方分かると像が出来上がってしまう

玄関開けると真っ先に迎えにくる、居間でくつろくと必ず横にいる、それだけで気持ちは伝わる
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