一言童話集

【白雪姫】

「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのは誰？」「ググレカス」 #唐突に始まって唐突に終わる童話
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰かな？」「二番じゃいけないんでしょうか？」 #唐突に始まって唐突に終わる童話

「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのはだ〜れ？」「一番は、ぶっちゃけ白雪姫です」「な、なんですって!?」「ですがご安心を。12歳以上の『年増の部』でしたら、王妃様がいつものようにダントツです！」「…あぁうん、理解した。とりあえずお前を全力で割る」 #唐突に始まって唐突に終わる童話

王妃「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰？」 かがみ「あたし」 #唐突に始まって唐突に終わる童話

王子様がキスをすると白雪姫はゆっくりと目を開け、 「……あと５分だけ」 「いいから起きろ」 「そこを何とか」 「感動のシーンなんだから起きろ」 「お布団の方が恋しい」 #唐突に始まって唐突に終わる童話

「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだぁれ」「それは女王様の首を奪って王位をついだあなたです、白雪姫」　#唐突に始まって唐突に終わる童話

【シンデレラ】


舞踏会の夜、シンデレラが家の掃除をしていると、ひとりの魔女がやってきました。 「さぁ、私の魔法で綺麗にしてあげましょう！」 シンデレラの家はピカピカになりました。 #唐突に始まって唐突に終わる童話

シンデレラは毎日いじめられて幸せになりました。 #唐突に始まって唐突に終わる童話

舞踏会に行きたがるシンデレラは不思議な力を持つおばあさんにドレスに着飾ってもらいました。シンデレラはその綺麗なドレスを売って夜逃げしました。特にガラスの靴は高く売れたと言います #唐突に始まって唐突に終わる童話

シンデレラ「あ、もうすぐ12時になっちゃう！でも王子シャワー浴びてるしドレス脱いでベッド入ってればわかんねーべ」 #唐突に始まって唐突に終わる童話

シンデレラは武闘会で優勝しましたとさ #唐突に始まって唐突に終わる童話

【赤ずきん】


母親「赤ずきんや、おばあちゃんにお見舞いの品を届けておくれ」赤ずきん「やだよめんどくさい。自分で行けよ」 #唐突に始まって唐突に終わる童話

狼「むしゃくしゃして食った。赤ずきんちゃんの方がよかった。今は反省している」#唐突に始まって唐突に終わる童話

赤ずきん「我々は一人の祖母を失った！これは敗北を意味するのか？否！始まりなのだ！狩人よ立て！悲しみを怒りに変えて、立てよ狩人！ジークズキン！」 #唐突に始まって唐突に終わる童話 「私を愛してくれたおばあちゃんは何故死んだ！」「老婆だからさ」

可哀想に。狼さんは飢えたお婆さんに食べられてしまいました。「赤ずきんや。今度はもっと、肥えた狼を誘っておいで」 #唐突に始まって唐突に終わる童話

【かぐや姫】


昔々、竹細工を生業とするおじいさんがおりました。おじいさんが竹を取りに行くと光り輝く竹が一本あったので、中を見ようとおじいさんが竹を切ると、小さい女の子が大きくなって月へ飛んで帰って行きました。おじいさんは泣きました。 #唐突に始まって唐突に終わる童話

竹を割ったような性格の姫だった。 #唐突に始まって唐突に終わる童話

竹取りの翁は光る竹を見つけたところ、竹は轟音を立て煙と共に空へ上がっていきました。人工衛星と称した事実上のロケットとみられています。 #唐突に始まって唐突に終わる童話

かぐや姫は牛車に乗って月世界に帰っていきました・・・。というのは、アメリカのでっちあげで、実は地上のスタジオで全て撮影されたのである！。#唐突に始まって唐突に終わる童話

【金の斧】


「あなたが落としたのはこの鉄の斧ですか？」「はい、それです」「んじゃ返しますね」 #唐突に始まって唐突に終わる童話

「あなたが落としたのは金の斧ですか？銀の斧ですか？」 「いいえ、違います。」 「ではこの普通の斧ですか？」 「それも違います。」 「では何を…」 「たった今、私が恋に落ちました。」 #唐突に始まって唐突に終わる童話

木こりが泉に斧を落とすと、泉はみるみるうちに真っ赤に染まりました　#唐突に始まって唐突に終わる童話

男「金の斧や銀の斧は実用に適していません。それで木を切ろうとしても素材が変形してしまい意味がありません。それらは私のものでもありません。実用性が一番です」 女神「正直ですが癇に障りました。何もあげません」 男「鉄の斧は返して！」 女神「嫌です」 #唐突に始まって唐突に終わる童話


【ウサギと亀】

うさぎとカメが競走をすることになりました。その競争の前夜、カメはうさぎの家に来て、こう言いました。「いくら払えば負けてくれるかな？」次の日、うさぎはカメに負けました。 #唐突に始まって唐突に終わる童話

亀「ウサギ、どっちが早いか水泳で勝負しようぜ」　#唐突に始まって唐突に終わる童話

【浦島太郎】


昔々、いじめられていた亀を助けようとした浦島太郎は、かわりに壮絶ないじめをうけた結果、恐怖で髪の毛が真っ白になってしまいました。 #唐突に始まって唐突に終わる童話

浦島太郎は乙姫様から貰った玉手箱を開けました。中に入っていたのは…お話もたけなわですが、時間が参りましたのでまた来週です #唐突に始まって唐突に終わる童話

乙姫様は浦島太郎に半笑いで「絶対に開けないでくださいね」と言いながら玉手箱を渡しました。隣で鯛やヒラメも「絶対に開けるなよ、絶対に」と言いながら玉手箱と自分を交互に見てきます。亀も遠くから何かを期待しているかのようにニヤニヤして見ていました。 #唐突に始まって唐突に終わる童話

浦島太郎が竜宮城から帰ると、浜に半分埋まった自由の女神像がありました。　

浦島太郎は助けたはずの亀に生気を吸われ、たちまち年寄りの姿になってしまいました。だから亀は万年も生きられるのです。
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