2015年4月8日水曜日

雑学

テーマ「切れる靴ヒモ」

靴の紐が切れると不吉なことが起こる
(起きている)。
ドラマの演出としても使われる
この迷信は、元々は下駄や草履の鼻緒に
関して言われていたもの。でもなぜ
鼻緒が切れると不吉なことが起こるのか。

これは江戸時代の葬式に由来する。当時、亡くなった人を埋葬しに墓地に行った後、墓地の入口に履物を捨てて帰るという
習慣があった。墓場の土を踏んだ履物は
けがれたもの、死を連想する不吉なものと考えられたから。さらに死者や妖怪が
履いて来ないように鼻緒を切ったのである

鼻緒を切ることで不吉なものを
断ち切っていたのが、
やがて「鼻緒が切れる=不吉なこと」と
いう形になった。
時代は変わって現在は靴の紐、
さらにベル トやパンツのゴムまで、
不吉なことを知らせるものに…。

テーマ「髪で排泄」

毛髪の役割には簡単に見た目を
変えられるというのもあるが、
一番は頭の保護。
衝撃や強い日差しから大切な頭を
守っている。
もう1つ、あまり知られていないのが
有害物質の排泄器官としての毛髪である。

公害問題や事件が起こった時、
毛髪鑑定という言葉を
耳にすることがある。毛髪には尿として
排泄できなかった有害ミネラル
(水銀、ヒ素、カドミウムなど)
を蓄積し、いずれ抜け落ちることで
排泄するという機能がある。
鑑定ではその蓄積状況を
調べているのである。

麻薬・覚醒剤の使用を調べる時にも
毛髪は使われる。
尿は短期間内の使用の有無を
調べられるのに対し、毛髪は長期間
の使用の有無を調べられる。
またミネラル分など栄養状態を
知ることも出来るため、
考古学では当時の食生活を知る鑑定材料として使われることもある。

テーマ「やたら」

やたら騒ぐ、やたら強調する、
むやみやたらに…などと使われる
「やたら」。
節度が無く無茶苦茶な様子を表し、
「矢鱈」という漢字もある。
やたらの語源にはいくつかの説があるが、なかでも有力なのが雅楽に由来するもの。

矢鱈という字、矢の刺さった鱈ではなく
単なる当て字。もともとは
サンスクリット語(梵語)で「ヤターラ」
「ヤータラ」と言い、
早く踏む調子・拍子を意味する言葉。
主に宗教音楽などで使われていた。

雅楽では夜多羅拍子、八多良拍子と
いうのがある。
2拍子、3拍子を交互に繰り返す
特殊なリズムがあり、慣れないと
非常に難しい。演奏しているうちに
無茶苦茶になってくる…これが
「やたら」の語源になってるという。

テーマ「直毛とクセ毛」

天然パーマ、ちょっとしたクセっ毛、
さらさらストレート…と
髪の毛は人によってさまざま。
日本人を含む東洋人にはストレートが
多いが、黒人には縮毛が多い。
直毛とクセ毛、髪の毛自体に
どういう違いがあるのだろうか。

一番の違いは毛の断面の形状。
直毛は断面が真円になっており、
どの方向にも均等な力が働くため
真っ直ぐの状態を保つ。
一方クセ毛の断面は楕円形や三角形に
なっており、特定の方向に
曲がりやすいという性質=クセを持つ。
日本人の場合、断面が真円な人は
半数ほどで、残り半数は
何らかのクセを持っている
と言われている。

断面の形状は遺伝によることが多いが、
髪の毛が傷んでしまっている状態、
栄養不足によって髪の毛内部
(コルテックス等)がバランス良く
作られないといった状態でも、
断面の形状が潰れクセ毛になる。
お酒を飲み過ぎると髪の毛生成に
必要なナイアシンが不足し、
クセ毛に結びつくいうケースもある。


テーマ「百円」
一昔前の百円均一といえばスーパーの隅に台所用品などの日用品を少し扱う程度
だったが、最近の100円ショップの
品揃えの充実ぶりときたらスゴイ。
こんなものが100円?という驚きで、
店の中を冒険する楽しさもある。
しかしなぜあそこまで
安い値段で扱えるのか。

まず誰もが想像する
中国やベトナムなどでの生産品。
数十〜数百万個という単位で発注し、
卸業者を介さずに直接購入・現金払いで
中間マージンを抑える。

また国内の会社からも売れ残りの倉庫品を安く買ったり、倒産会社の債権者から
安く買い取る。
売る側にしても大量の在庫を
素早く現金化できる魅力がある。

輸送についても普通の運送業者を使わず、帰りに載せるものがない引越業者や
水産会社のトラックの
いわゆる"ついで便"を使い、
コストを1/2〜1/4ほどに抑えるのである。
店頭に並ぶ商品には
原価5円程度のものもあれば、
100円では売れない客寄せ用の
ものもあるが、全体としては
儲かるようになっているという。

テーマ「ギンナン中毒」

イチョウの実「ギンナン」は
熟して地面に落ちると、外皮から
ヘプタン酸を含む悪臭を放つが、
茶碗蒸しの具などに使われる
食用の実でもある。
好みは分かれるが焼きギンナンなどは
何個でもいけるという人は少なくない。

好きならたくさん食べたいかもしれないが
実はギンナンには毒がある。
ギンナンに含まれる
4-O-メチルピリドキシンという物質は
ビタミンB6の作用を阻害し、
ビタミンB6欠乏のような状態になる。
これにより嘔吐や痙攣、意識障害を
引き起こし、最悪の場合は
死に至ることも。
特に戦後の食糧難の頃には
ギンナン中毒での死亡例が
多く報告されたという。

昔から「ギンナンは歳の数より
多く食べてはいけない」と言われる。
実際にギンナン中毒を起こす摂取量は
個人差が大きいが、特に5歳以下の子供の
場合は7粒程度でも起こることがあり、
基本的には与えない方がよいとされる。
大人の場合は20〜40粒程度から
危険になってくるという。
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