2016年3月16日水曜日

ネタ話

交通事故で足首の骨が粉砕してしまった姉に俺の骨をあげた
2016/02/01
カテゴリー: 感動・泣ける話
http://omoshiroi-hanashi.com/kandou/1827.html
姉「コレで一生アンタに借りができちゃった。」
弟「こんなんで借りとかいうなや」

姉「コレで私とアンタは運命共同体ね」
弟「ハハッ ちゃんとリハビリしろよ!」

姉「リハビリしたら歩けるようになるかな・・・」
弟「大丈夫だって!俺の骨は若くて丈夫だもん!!」

姉「傷痛くない?しばらくベルトしめれないよね?ごめんね。
退院したらサスペンダー、プレゼントするね」
弟「おぅ、早く良くなってくれよな」
姉「○○ちゃん、ありがとね」

交通事故で足首の骨が粉砕してしまった姉に俺の尾?骨から骨を移植手術した時、病室に二人のベットを並べて入院してた時の会話。

移植手術が終わって2ヶ月程経った頃、俺と姉は再手術をする事になった。
医者が言うには骨がくっつくには周りの筋肉や皮膚が健康じゃないとダメらしいんだけど姉の場合、事故で皮膚も肉も大分えぐられてしまってるらしい。

移植した俺の骨も大部分が化膿して押し出され、かろうじて留まってる骨も腐って死んでしまったらしい。
1度目は骨盤の前の方、左の腸骨から骨を取ったんだけど今度は右の方から骨を取ることになった。

姉「何度もごめんね・・・」
弟「いや、俺の方は有り余ってるから、いいけどさ。
それより、せっかく俺の骨をやってるんだから早く良くなってくれよ!」

姉「○○ちゃんがそういってくれるのは嬉しいけど、またダメかも・・
骨の取られ損になっちゃうかも」
弟「何、言ってんだよ、今度こそ大丈夫だってば!」

姉「昨日、ギプスを外した時に見たんだけど、お婆さんの足みたいだった・・・」
そこまで言って姉は泣き出した。

2度の手術で俺の骨盤の前の出っ張りは両方とも無くなりました。
2度目の手術が終わって1ヶ月ほど経った頃、見舞いに行くと姉が泣いてる母親に外に連れ出され、事情を聞くと骨の接きがあまり良くないらしい。

やはり、周りの皮膚や筋肉が根こそぎやられてるのが致命的だったみたいで、これ以上、移植を繰り返しても結果は同じだと・・・

結論から言うと、
結局、姉の右足は膝から下を切断されてしまいました。
今は義足の生活です。

男前な姉なんで、足を切ることに人前に涙を見せることは無かったです。
俺は泣いてしまったけど

姉「結局、無駄になっちゃった・・・ごめんね」
弟「いや、俺の骨が根性無しだったから・・・もっと他の人の骨だったら・・・」

姉「も〜やだな〜、何でアンタが泣くのよ〜!私は○○ちゃんの骨で良かったと思ってるよ」
で、その姉が、当時お世話になった義肢装具士の先生のとこで働いてた方と婚約しました。
4月に式を挙げる予定です。

俺の骨は役にたたず・・・姉の右足は彼に一生支えられていくのだ・・
と思うと正直少し悔しいですが姉が幸せになれそうで良かったと思っています。


一緒に上京して同居してた親友がバイクで事故った
2013/07/27
カテゴリー: 感動・泣ける話
http://omoshiroi-hanashi.com/kandou/2021.html
オレが二十歳の時、一緒に上京して同居してた親友がバイクで事故った。
オレはその知らせを病院から聞きつけて大学から大急ぎで駆けつけた。

親友のKはICUに入っていたが、意識もあって見た目もほっぺに擦り傷があるぐらいだったのでオレは何とか助かったんだなぁとほっとした。
「よう」
「おう」
という挨拶の後ベッドの横にあった椅子に腰をかけようとしたらすぐに看護婦に呼ばれた。

「ちょい行ってくるわ」
とKに言うと
「おう」
と言ってKは笑ってた。

看護婦について行くとそこは会議室みたいなとこで、中で待っていた医者に
「今は麻酔してるから痛みはないはずだけど助かりそうもない」
と言われた。

「はぁそうですか・・・」
とアホみたいな返事をした後Kのとこに戻った。

「何だって?」
とKに聞かれるとオレは
「いや、別に・・・」
と一番意味深な返答をしてしまった。

Kは
「なんだそりゃ」
っと笑っていたがオレははにかむのが精一杯だった。

緊張した時のオレの癖で顎ヒゲを引っ張ってるとKは
「あのさぁ、あの十字架ついてるオレのジッポあるだろ?」
と切り出した。

「あ、うん」
「アレおまえにやるわ・・・あっあとヴィヴィアンのバックもやるよ。
 それから・・・あの皮ジャンもやるし・・・てかみんなおまえにやるよ」

オレは「何でそんなこと言うのか」ととぼけようとしたがダメだった。
号泣した。
オレでもこんなに泣けるものかと思いながらガキみたいに嗚咽した。

泣くオレを見て笑いながら「タバコ吸いすぎるなよ」とか「もし中免取るならアソコがいい」とかオレに対しての注意とかどうでもいいこととかをゴチャ混ぜにずっと話続けた。

そして約1時間後
「オレの母ちゃんと父ちゃんと姉ちゃんにありがとうって言ってたって伝えてな。あとゴメンも。」
と言ってダルそうに
「はぁ〜・・・」
と息を吐いて目を瞑った。

看護婦と医者が飛んで来たがやっぱりダメだった。
映画とかベタなドラマみたいな最期がKらしいと思った。
その夜アパートに帰ってKが今朝セットしといた炊飯器を見てまた泣いた。
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