2015年2月22日日曜日

ネタ話

・紫★SHIKIBU

小学生の時に、超絶モテる男の子がクラスに居た。

同じクラスになる前から彼のモテ伝説は有名で、バレンタイン当日は

チョコ渡しの行列ができる。

貰ったチョコを持ちきれずに先生からビニール袋(しかも黒いゴミ袋)を貰い

サンタのように担いで帰える。

年々チョコは増え続けるので袋はその後持参したり、女の子がチョコ用巾着もってわたしていた。

しかし、高学年に差し掛かった頃だった思うが、彼の人気を脅かす存在が現れた。

光GENJIである。

普段は女なんて…のような冷めた態度だった彼だったが、内心は相当焦ったのだろう。

彼のとった行動、それは自分を中心とした男子グループを作ることだった。

当時、彼ほどではないがモテる男子が数人いた。

彼らを集めて集団で行動をする。

もともとモテた子達の集団だから、当然女の子たちの興味と目を引く。

そのグループを彼らは、

紫★SHIKIBUと名付けた。

彼らの人気はうなぎのぼり。

休憩時間に突然バク宙して女の子をノックアウト。

掃除時間にマイクスタンド代りのホウキさばきを見せる。

グループ内の男子同士でわざと親密なそぶりを見せつける。

もうやりたい放題。

バレンタイン前、彼らのコンサートが決定した。

放課後、教室の机を片側に寄せてスペースを作り、簡易コンサート会場が出来上がった。

女の子たちは机を集めた側に集まり、入れなかった子達は廊下に溢れた。

それをまとめる警備役の男子(SHIKIBUの子ではない)もいて、隣教室の楽屋からSHIKIBUたちが

スムーズに会場入りできるような工夫もされた。

そして、音楽担当の男子(SHIKIBUの子ではry)がラジカセの再生ボタンを押すと、

流れる光GENJIの「STAR LIGHT」

歓声が上がる、押される警備役、イントロに合わせて現れた紫SHIKIBU。

素肌に黒いゴミ袋をまといなびかせ、全員ジーパンの短パン、

上履きをまるでローラースケートを履いてるかのようにすり足で登場。

カラオケバージョンではないので、まんま光GENJIのボーカルが響く中、

それぞれがお手製の銀紙マイクで熱唱。

間奏の間には女の子たちが、彼らの愛称を叫ぶ。

実は彼らのゴミ袋衣装、銀のペンで「かー君」「あっ君」などと、愛称が書いてある。

ちなみに愛称は誰一人、彼ら本人の名前とは被らない。

数曲が終わり、かー君(超絶モテる子)のMCが始まると嗚咽を漏らす子まで現れる。

最後の曲が始まると、紫SHIKIBU全員が上に纏ってた黒いゴミ袋を破り、半裸になって投げ捨てた。

嬌声をあげ失神寸前の子、ゴミ袋を手に入れようとする子、泣き出す子やらでカオスな教室。

そして、半裸のすり足で楽屋へ戻って行くSHIKIBUたち。

響き渡る「アンコール」の大合唱。

私はというと、涙を流して泣いていた。

大ファンの友達の手前、ずっと笑うのを我慢してたから。

きっと、彼女には感動の涙だと思われてたと思う。

そして数ヶ月後、紫SHIKIBUはその後自然消滅した。

ルナティック雑技団を読むと、とても懐かしい気持ちになる。


・恐怖体験を語るスレより

先週末、家の近くの居酒屋に行った。店内はガラガラで客より店員の数のほうが多かった。

俺はカウンター席に座っていたんだが、50歳くらいのおっさんが隣に座ってきた。

店内ガラガラなのになんで隣に座って来るんだよ…と思ったわ。

そして俺はまだ料理や酒が運ばれてきていないのをいいことに、トイレに立ったついでに

2つくらい席をずらして座った。

そしたらそのおっさんは、何のためらいもなく席を詰めてきたww

この時点で相当な恐怖を感じたが仕事で培ってきたポーカーフェイスを駆使して、

一応俺は何事もなさそうな顔を貫いた。

ここでおっさんがフレンドリーに話しかけてくれればまだましだったかもしれんが、

一向に口を開くことは無かった。

しばらくするとおっさんは若い店員に「いつものを頼むわ」と言った。

へえ、常連か…と思っていると、その若い店員が

「申し訳ございません!きちんと把握しておりませんで…」と言った。

まあ大体展開は予想できると思うが、おっさんは物凄い剣幕で怒鳴り散らしてたわ。

店員が何人もやってきて宥めていた。でも火に油を注いだだけだったな。

おっさんは「この中に私を知っているものはおらんのか!!」と言っていたが、

店員たち全員が「知るわけないだろ」ってのをオブラートに包んで言っていた。

こうやって淡々と書いているが、その時は本当に怖かったわ。

でも一番驚いたのはおっさんが急に俺のほうを向いて

「こいつと毎週末来てたのに。なあ」と言ったことだったわ。

なんかもうどう反応したらいいのか分からなくなって、俺は思いっきり首を横に振りながら

「そうですね…」と言ってしまった。

混乱すると訳分からん反応をしてしまうもんなんだな。

おっさんが酔っているならまだ分かるが、素面だったので余計怖かった。

そして店側が『覚えていなかったことのお詫び』と称して、

お茶漬けをサービスしていたことにも驚いたわww

京都なら『お茶漬け』イコール『そろそろ帰れ』ってことらしいが…

ここは生憎京都ではない。

しかし、おっさんはお茶漬け食べたらとっとと帰った。それはそれで衝撃。
相互募集中
  @広告@
最新号取り寄せアドレス:
00592655.bn@b.merumo.ne.jp

ん!?なんか用?
00592655k@merumo.ne.jp

この号が気に入ったら押して下さい
☆ぽちっとな
http://merumo.ne.jp/like/00592655/b4760/?guid=ON


[メルモPR]
メルモでメルマガ発行しよう!
http://merumo.ne.jp/

バックナンバー
http://bn.merumo.ne.jp/list/00592655

配信元:メルモ byGMO
http://merumo.ne.jp/

スマートフォンの方はこちらから登録端末変更をしてください。
http://cgi.merumo.ne.jp/reader/subsc_change.do

0 件のコメント:

コメントを投稿