2014年11月20日木曜日

雑学特集

テーマ「ベートーベンの肖像画」

学校の音楽室の壁に並べられている有名な音楽家たちの肖像画を見ると、バッハ、モーツァルト、ハイドンなど、髪をカールさせて垂らした髪型の音楽家が
多い。その中で、なぜかベートーベンだけがボサボサ頭。これにはちゃんとした理由がある。
(貧乏だったとかいうのじゃないですよ。)

まず誤解を解かなければならないのが、多くの音楽家たちがしているあのカールをした髪型、あれは「カツラ」である。当時のヨーロッパの上流階級では、
太陽王の異名で知られるルイ14世があのカツラを愛用して以来、同じようなものが流行、宮廷での正装となった。当時の音楽家たちは、王族や貴族をパトロン(資金上の後見人)としていたので、宮廷の正装にならってカツラをかぶ
ったのである。

ところがベートーベンは、王族や貴族をパトロンにしてその注文に応じて作曲するという方法を取らなかった。あくまでも芸術として、自分の作りたいものを作りたい時に作り、それを貴族が買いに来るという形だった。お抱え作曲家ではなく、作り手と買い手の間にはじめて対等な関係を築いたのが彼。そのため、髪形も宮廷の流行にあわせる必要も無く、ボサボサ頭を通したのである。

テーマ「ヤクザ」

"ヤクザ"という名称の語源、いくつかの説があるが、どうやらバクチにあるらしい、ということをなんとなく知っている人は多い。それでは、そのバクチと
は一体どのようなものなのだろうか。語源となったのは「三枚」というカルタ賭博で、ルール自体はそれほど難しいものではない。

1〜9までの数字がふられた札を3枚引き、その合計数の1の位が9に近いほど強い手であるとするもの。引いた3枚が2・5・7であれば合計が14、つまり競う数字は4ということになる。また、1の位が0だったらドボン。簡単に言えば、負け、ということになる。ヤクザとはすなわち8・9・3の組み合わせのこと。合計は20となり、何の役にも立たない最低の手となる。

ここから「役に立たぬもの」という意味が生まれた。それが幕末の頃には博徒そのものを指すようになって現在に至っている。ところで、下1桁が0になる組み合わせは他にもある。5・3・2でもいいわけだ。なのにどうして?これに関してはよくわかっていないが、単に語感の問題であるとか、最初に8・9という高い手を持ってくることによって「役に立たない」の意味を強めた、という説もある。
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