2014年11月19日水曜日

朝の雑学

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テーマ「聖徳太子って誰?」

冠位十二階や十七条憲法を制定したと
言われる「聖徳太子」。歴史の授業でも
当然のごとく習うため、
これを人の名前だと思っている人は多い。
「非常に徳の高い皇子」という
尊称に過ぎない「聖徳太子」、
こんな名前の人物は存在しない。
それでは一体誰なのか。

「日本書紀」では
厩戸皇子(うまやどのみこ)、
豊聡耳皇子(とよとみみのみこ)、
上宮太子(じょうぐうたいし)と書かれ、
「古事記」では上宮之厩戸豊聡耳命と
書かれている人物、
この人が聖徳太子ではないかと
言われている人。豊聡耳皇子というのは、
一度に十人もの訴えを聞き分けたという
故事に由来した名称。

奈良時代にこの偉大な政治家を四天王寺や
法隆寺にまつり神格化、聖徳太子という
尊称が一般化したのは一世紀半以上後、
奈良時代の終わりから平安時代に
かけてと言われている。また十世紀には
「聖徳太子伝暦」が編纂されて、
イメージが定着していったとされている。

テーマ「賞品"1年分"」

テレビのクイズ番組、
ゴルフや大相撲の試合、
企業の懸賞などで「○○1年分」
という賞品が出ることがある。
「1年分」がどれぐらいの量なのか、
というのは特に規定があるわけではなく、
主催者やスポンサーが
それぞれ決定している。
では、どんな商品がどれぐらいのことなの
だろうか。

缶ビールやカップラーメンなどは
365本(個)、
ティッシュペーパーは3人家族と考えて
ダンボール1ケース(40箱)、
ガソリンはアラブ首長国連邦が大相撲の
優勝力士の副賞として1000リットル
(車1台で月平均70〜80リットル)の
給油券、それ以外の場面では
プリペイドカード10万円分、
お米は100kg分のお米券で、という具合。
(1日2合×365=735合≒110kgをキリ良く)

この他にもシャンプーは
「標準使用量(ボトルに記載)×365」など、
提供企業の調査による
「1回or1日の平均消費量×365」が
基本になっていることがほとんどで、
1年分といっても、
モノにもよるが数万円程度。
ちなみに、生鮮食品など一度にもらっても
困るものは、引換券をくれたり、
定期的に送ってくれることもあるという。


甘くて美味しい焼きイモ、
だけどオナラが
気になるから食べられない、
中には
そんな人もいるようだが、
サツマイモを食べてからオナラが出るまでは
5〜7時間程度。
すぐに出るわけではないから、
計画さえ立てれば大丈夫だとか。

なぜサツマイモだとオナラが出るのか。
これはサツマイモのデンプンの粒子が、
パンやご飯に含まれるそれと比べて、
とても大きくて頑丈だから。
胃や小腸では消化できず、大腸に到達、
そこで発酵するとガスが
発生するというわけ。

ところで、オナラをある程度防ぐ方法も
ある。
それはサツマイモを皮ごと食べる、
ただそれだけ。
皮のすぐ内側にはヤラーピンという
デンプン消化酵素の一種が含まれていて、
これを一緒に食べると、
胃や小腸で消化され、大腸まで
行きにくくなるから、
ガスもあまり発生しない。

テーマ「幸運のクローバー」

和名シロツメクサ。
三つ葉やクローバーなどとも呼ばれ、
葉が4枚のものは幸運のシンボル
「四つ葉のクローバー」として知られる。
では何故四つ葉だと幸運なのか、
希少だから?
それならばもっと少ない五つ葉や六つ葉でも
いいはず、四つ葉の表す意味というのは
何だろう。

由来はいろいろ言われているが、
キリスト教が大きく関わるものが有名。
神と神の子キリストと聖霊の三位一体という
考え、あるいは愛と希望と信仰の
シンボルとして三つ葉のクローバーが
用いられた。
その延長で四つ葉も十字架に似ていること
からキリストの教えに結びつけ、
幸運の意味を加えたと言われる。
イヴがエデンの園を追われる時に
お守りに持っていたという話もある。

実は希少だから見つけられたら
幸運というのも、あながち間違いではない。
三つ葉よりはるかに珍しいが、
五つ葉や六つ葉よりは見つけやすい。
頑張れば見つかるというのが
よかったのかもしれない。
地域によっては四つ葉の量が多く、
珍しがられないこともあるという。
テーマ「印籠の中身」

時代劇水戸黄門の最大の見せ場は
「印籠」を出すシーン。
三つ葉葵を見せながら身分を明かす
証明書のような使われ方をする。
一方で病気で苦しんでいる人があれば
中から薬を取り出すこともある。

室町時代には印籠は文字通り印や朱肉を
入れるもの。薬を入れるものは薬籠といって
区別されていたが、江戸時代になると
薬籠も印籠と呼ばれるようになる。
三段や五段に分かれる小物入れで、
薬も入れていた。旅をする時は持病の薬の
他、主に胃腸薬や鎮痛剤が入っていた。

武士にとっては所属や身分を表すだけでなく
腰に下げる装飾具の意味も強く
身分の高い人の印籠には蒔絵や螺鈿など
豪華な装飾が施されていた。

テーマ「虫垂は不要か」

不要なもの役に立たないものの代名詞と
して使われる盲腸。実際に指しているのは、
小腸から大腸への入り口にある盲腸に
ぶら下がる直径1cm未満、長さ5〜10cmほどの
「虫垂」のこと。これが炎症を起こすと
虫垂炎、さらに盲腸まで広がると盲腸炎と
呼ばれる。

では虫垂は本当に不要なものなのか。
原因はまだハッキリしないが、
何らかの原因で化膿し炎症を起こす虫垂、
かつてはその役割が分からず
とにかく切除するという流れがあった。
しかし今はこの虫垂が非常に発達した
リンパ組織を持つことが分かり、
腸内の細菌バランスのコントロール、免疫機能の維持に一役買っているのではないか、と考えられている。

切除したからといって重大な影響が
あるわけではないが、役割のあるものを
簡単に切除するのはいかがなものか。
だから最近はよほど症状が深刻でない限りは
切除せず、抗生物質を投与して炎症を
抑える(いわゆる「薬で散らす」)傾向にある。
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