2014年11月17日月曜日

雑学特集

テーマ「おじゃん」

物事が途中でダメになってしまうことを
「おじゃんになる」と表現する。
ネガティブな意味合いであることが多いが
この「おじゃん」の語源を探ると
江戸時代の「火事」の際の
習慣に関係してくる。

火事と喧嘩は江戸の華、と
言われるぐらいに
江戸時代には火事が頻発していた。
今のような消火設備のない時代、
木造が密集した江戸で一旦火事が起こると
止めることは非常に難しかった。
周辺住民は早急に避難する必要があったため
半鐘の音で火事場までの
距離を知っていたのである。

距離は音の数と間隔で表される。
遠くなら二つ半(二つ半鐘の意)で
「ジャーンジャーン」、
少し近くなると三つ半で
「ジャーンジャーンジャーン」、
さらに近くなれば四つ半、
すぐ近くなら激しく打ち続ける擦り半
(擦り半鐘)という具合に。
これを鎮火するまで鳴らし続けて、
鎮火すると最後に短く「ジャンジャン」と
2回鳴らす。ここから「おじゃん」が
「おしまい」の意味として使われるように
なったと言われている。

テーマ「トランプと暦」

7並べ、ババ抜き、ポーカー、
神経衰弱…等々、ゲームとして
使われることの多いトランプは
元々占いの道具。
タロットカードに近いものだったが、
遊びの道具として使われることの方が
多くなったのである。
占いの道具だから、枚数などに、
いろいろな意味がある。

トランプの枚数は52枚。
各1枚が1週間を表し、
52週が364日となり、
これにジョーカーを加えると1年になる。
それぞれのスート(ダイヤなど)が、
13枚(週)ずつで春夏秋冬ということ。
黒いスートと赤いスートは男性と女性や
昼と夜を意味し、状況に応じて使い分ける

またJ,Q,Kを11,12,13にして、
トランプにある全ての数字を合計すると
(1+2+3+…+13)×4=364、
これもジョーカーを加えると1年と
いうことになる。
トランプには通常ジョーカーは
2枚入っている。
残った1枚を加えれば「うるう年」になる
何気ない枚数や数字でも、
これだけ考えられた占い道具なのである。

テーマ「へなちょこ」

見掛け倒し、未熟者、腰抜けという意味で
使われる「へなちょこ」。
語感だけで何となく意味は伝わるが、
これはお酒を飲む猪口(ちょこ)のこと。
「大言海」というものにその語源と
されるものの記述があるという。

明治14〜15年頃に新聞記者の
野崎左文や山田風外という人たち数人が、
神田明神の境内にある「開花楼」という
ところで宴会をした。そこで見つけたのが
内側におたふく、外側に鬼の面が描かれた
楽焼の猪口。
なかなかいいものだ、ということで、
これを使って酒を飲むことにした。

ところが酒を入れると猪口が音を
立てながら酒を吸ってしまった。
見掛けは立派でも猪口としては
全然役に立たない。
「へな」というのは黒い粘土のことで、
これと「変な」をかけてか、
「へなちょこ」と呼んだのである。
これが悪口として広まったと言われている。
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