2014年8月7日木曜日

恐い話

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【じわ怖】傷痍軍人



私は20代後半ですが、
10歳くらいまでの記憶はかなり断片的です。

その記憶の断片の中に、
不思議な場面があることに最近気が付きました。

年齢はわかりませんが相当幼い頃、
母と上○駅の銀○線へと続く階段を降りていると、
階段の中央に、壮年と見える2人の傷痍軍人さんがいました。
1人は足が片方無く、階段に身を預けるように座っていました。

もう1人はその傍らに立ち、
赤いアコーディオンを弾いて歌っていました。

当時の私は『傷痍軍人』という単語や存在を知りませんでしたが、
その雰囲気に奇妙なものを感じ、母に

「あの人たちは・・・?」

と話し掛けたところ、

「じろじろ見てはいけません」

と言われました。

記憶はここまでです。

時は経ち、相変わらずその階段をよく利用しているのですが、
通る度にあの2人の兵隊さんを思い出しては、

「ここもすっかり綺麗になったなー。
ちょっと前までは終戦直後の雰囲気だったのに」

などと思っていました。

が、迂闊なことですがつい最近、おかしいぞと思い始めたのです。

私が子どもの頃といえば、昭和50年代後半です。

街に傷痍軍人の姿があったのは、昭和30年代くらいまでのようだし、
あの兵隊さん達の年齢(30〜40代)からしても合いません。

ここに考えが至った時は本当にハッとしました。

母が

「じろじろ見てはいけません」

と言ったのは、
最近まであの辺に少なからずいた、ホームレスのおじさん達のことで、
私が見ていた兵隊さんは、母には見えていなかったのでは・・・。

何かの撮影や大道芸??をしていたとも思えないし・・・

彼らはこの世の人ではなかったのかな、と最近思います。

しかし、何故かあまり恐ろしい感じはせず、
あの場で会えて良かった気さえします。

先人達の苦労を忘れてはいけないのだなぁ、と思いました。

長々とつまらないことを、すみません。

もし、私が見たのが普通に生きてる人達だったら、かなりハズカシイ・・・

その時は忘れてください。
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