桃の効能

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夏バテに「桃」を食べるといいことづくしだった
夏に旬を迎える果物の一つが、桃。夏バテした時には"桃"がオススメって知ってました？

夏が旬の「桃」
桃には他の果物と比較すると目立って特化した栄養素はありません。
桃の成分のほとんどが水分だからです。

バナナやみかんのように手軽に食べられないイメージがあるせいか、目立たない存在かもしれません。
ですが、夏に嬉しい栄養をたくさん含んでいるんです。
実は鰻なみのスタミナ食だと注目を集めているのが「桃」。

夏バテに良いといわれるウナギには、抵抗力を高めるビタミンEなどが豊富に含まれています。しかし、ウナギ以上にもっとパワーがあるのが「桃」。


桃には疲労を回復する成分が多く含まれており夏の疲れを取るのに最適なフルーツです

夏バテに「桃」を食べましょう！
桃の主成分は果糖です。果糖はフルクトースとも呼ばれ、砂糖の1.5倍の甘味を感じる単糖類で、体内で代謝の過程を経ずにエネルギーとなります。

そのため即効性があり、夏バテや疲労回復には有効な栄養源と言えます。

桃は、汗をかいたときに失われる水分・ビタミン・ミネラル・糖質をバランス良く含んでいるため、夏バテに効果的な食べ物なんだとか

疲れている時、やる気の出ない時に食べれば、桃に含まれる果糖が脳の働きを活性化させます。

熱中症予防になる水分とカリウムも豊富に含まれ、スタミナ回復効果が期待できる「ナイアシン」については鰻なみだそう！

桃1個には、うなぎ1/4切れと同じくらい量のビタミンEやナイアシンが含まれているんです。

ビタミンEは肺や筋肉の細胞膜を若々しく保ち、酸素や栄養素の流れを良くする重要な役割を果たしており、スタミナ源には欠かせない栄養素。また。ナイアシンはブドウ糖(炭水化物など)をエネルギーに変えてくれる栄養素で、やはりスタミナ源となります。

アスパラギン酸というアミノ酸の1種が、体内に残る毒性のアンモニアを体外へと排出。素早い疲労回復が期待できるのも、そのためです。

皮を剥くと水々しく、水分が多く含まれているので、脱水症状の起きやすい夏場には最適です。

他にも、女性にうれしい要素がたくさん入ってます。
甘い桃はその甘さゆえに高カロリーに思われがちですが、1個あたり約80kcal（五訂増補版日本食品成分表データ参照）と少なめ。

リンゴが1個あたり約135kcal、バナナが1本あたり約140kcalと考えても、だいぶ少なくなります。

夏のフルーツは体を冷やすものも多いのですが、桃は体を冷やさないフルーツなので、たくさん食べても大丈夫。

桃はダイエットにつながるフルーツで、甘く感じながら果糖を意識しなくていいのは嬉しい限り。ほとんどが水分であるため、満腹感もバッチリです。

ナイアシンには、酵素のはたらきを助けて体内から美しくなる効果や、皮膚や粘膜を健康に保ち　肌を美しく保つ効果、また冷え性を改善する効果などがあります。

桃のジューシーな果肉は不足した体液を補い、皮膚に潤いを与えてくれるので、肌を若返らせることができる。

水溶性食物繊維のペクチンも豊富で、整腸作用があるので便秘予防にも効果的です。

女性の大敵である「むくみ」に繋がる、摂り過ぎた塩分を流れやすく促してくれるカリウムも豊富に含まれています。

美肌や美容にも役立ちます。

甘いものがほしくなった時も桃なら、ストレスを緩和して気持ちを落ち着かせてくれます。無理なく美肌へと導いてくれる頼もしい存在です。

桃の実に含まれるポリフェノールに、乳がんの転移を予防する効果があることがわかった。

皮ごと食べた方がオススメ！


皮には食物繊維が豊富ですし、皮と果肉の間に旨みもありますので、皮つきでもおいしく食べることができます。

桃の皮は産毛があるので食べにくい印象がありますが、山梨県などの桃の名産地では、水で皮の表面をこするよう洗えば産毛が取れるので、皮ごと食べるのが主流だそう！

桃の皮には、老化防止や、がん予防に効果的なカテキン類が含まれているとも言われます。今年の夏は、桃をまるかじりして猛暑をやり過ごしましょう！
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