2016年1月29日金曜日

笑える恐い話

ついでにもう1つ、タンゴの話。

猫が捕まえた獲物を持ってくる、いわゆるデスギフト。
あれは「あんたはもう、ゴロゴロしてばっかで!ほら、これ使って狩りの練習しなさい!お母さんはあんたのために言ってあげてんのよ!?」的なものだと聞く。
で、タンゴは時々俺のところにそれを持ってくる。スズメさんやらネズミさんやら。
日曜日で天気も良かったんで、窓を開けたまま部屋でゴロゴロしてたら、その日も嫌な土産物、略してイヤゲモノにネズミさんを持ってきた。
体長が20�くらいあった気がするが、ビックリしたんででかく見えただけかも知れん。
何せそのネズミ、頭が人間のいわゆる人面ネズミだったから。ちょっと出っ歯で、明石家さんまをツルッパゲにしたようなやつだった。
で、そいつが首根っこの辺りをタンゴにくわえられてジタバタジタバタ。
タンゴはそれをくわえて、窓から入ってきた。

「捨ててこい!!!」
俺は思わず怒鳴っちまった。
タンゴはビックリ。何せ可愛くねえ猫とはいえ、俺がコイツに怒鳴ることなんて全くなかったから。
で、ビックリした拍子に人面ネズミを離しちまって、ソイツは逃げ場を求めて俺の部屋を駆け回る。
タンゴもソイツを捕まえようと部屋の中を駆け回る。
俺も、出来れば触りたくなかったけど、こんな気味の悪いのに部屋に居座られたんじゃあたまらないから、手袋して捕まえようと奮闘した。
それで大騒ぎの末に、人面ネズミは壁の方に逃げていく。
それを追いかけるタンゴ。
そして飛びかかった瞬間、人面ネズミはスゥーッと壁をすり抜けて消えていった。
タンゴは頭から壁にぶつかって、軽くのたうち回ってた。
大丈夫かー?って心配になって撫でてやろうとしたら、「シャーッ!」と声を上げて手をはたかれた。
そしてタンゴは、そのまま窓から出ていった。
何か「あんたのせいよ!」とか「あんたがちゃんとしないからよ!」みたいな感じで怒られたような気分だったけど、俺は悪くないよな。
人面ネズミはあれから見てないし、家族が見たと騒いでもいなかったので、無事にうちから逃げ出せたと思う。

完全に、タンゴ母(笑)に子供扱いされて
ますね。
そういう場合は、ありがとうね〜と
褒めて受け取り、そっと逃がすなりするといいんじゃないのかな。
ただ怒鳴ったりしたら、タンゴの猫としてのプライドがズタズタですよ。
それは撫でさせてくれないのも、
わかるな。
ただ、褒め過ぎもお土産祭りになる予感w
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