2016年1月11日月曜日

雑学特集

アロンアルファの使い道

1971年以来、その優れた性能ゆえに、
「瞬間接着剤」の代名詞的存在になっている
商品「アロンアルファ」。
家庭での使用はもちろんのこと、
レジャー、工業用まで幅広く使われている。
ところがこのアロンアルファには
もう一つ意外な使い道があるという。
有名なところだと盆栽を修復したり、
接ぎ木の接着にも用いられる園芸用として。
ギタリストの間では弦を弾く
爪が割れないよう保護用として
用いられている。
そしてもっとも意外なのは「医療用」として
使われているということ。
血管の仮止め、止血、ギブスの固定、
傷口の修復など、ほとんど日常的に
役に立っているらしい。
アロンアルファの主成分は
シアノアクリレートというガラスの一種。
人体には無害で、縫うよりも早くて確実。
理想的な素材なのだ。
とはいえ、医療用のアロンアルファは
市販品のとは違って、不純物が
混ざらないよう特に慎重に製造されている。
市販品を切り傷に塗っても
問題はないはずだけど、
やめておいた方が無難かもしれない。

テーマ「幸運のクローバー」

和名シロツメクサ。
三つ葉やクローバーなどとも呼ばれ、
葉が4枚のものは幸運のシンボル
「四つ葉のクローバー」として知られる。
では何故四つ葉だと幸運なのか、
希少だから?
それならばもっと少ない五つ葉や六つ葉でも
いいはず、四つ葉の表す意味というのは
何だろう。

由来はいろいろ言われているが、
キリスト教が大きく関わるものが有名。
神と神の子キリストと聖霊の三位一体という
考え、あるいは愛と希望と信仰の
シンボルとして三つ葉のクローバーが
用いられた。
その延長で四つ葉も十字架に似ていること
からキリストの教えに結びつけ、
幸運の意味を加えたと言われる。
イヴがエデンの園を追われる時に
お守りに持っていたという話もある。

実は希少だから見つけられたら
幸運というのも、あながち間違いではない。
三つ葉よりはるかに珍しいが、
五つ葉や六つ葉よりは見つけやすい。
頑張れば見つかるというのが
よかったのかもしれない。
地域によっては四つ葉の量が多く、
珍しがられないこともあるという。


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テーマ「おじゃん」

物事が途中でダメになってしまうことを
「おじゃんになる」と表現する。
ネガティブな意味合いであることが多いが
この「おじゃん」の語源を探ると
江戸時代の「火事」の際の
習慣に関係してくる。

火事と喧嘩は江戸の華、と
言われるぐらいに
江戸時代には火事が頻発していた。
今のような消火設備のない時代、
木造が密集した江戸で一旦火事が起こると
止めることは非常に難しかった。
周辺住民は早急に避難する必要があったため
半鐘の音で火事場までの
距離を知っていたのである。

距離は音の数と間隔で表される。
遠くなら二つ半(二つ半鐘の意)で
「ジャーンジャーン」、
少し近くなると三つ半で
「ジャーンジャーンジャーン」、
さらに近くなれば四つ半、
すぐ近くなら激しく打ち続ける擦り半
(擦り半鐘)という具合に。
これを鎮火するまで鳴らし続けて、
鎮火すると最後に短く「ジャンジャン」と
2回鳴らす。ここから「おじゃん」が
「おしまい」の意味として使われるように
なったと言われている。

テーマ「トランプと暦」

7並べ、ババ抜き、ポーカー、
神経衰弱…等々、ゲームとして
使われることの多いトランプは
元々占いの道具。
タロットカードに近いものだったが、
遊びの道具として使われることの方が
多くなったのである。
占いの道具だから、枚数などに、
いろいろな意味がある。

トランプの枚数は52枚。
各1枚が1週間を表し、
52週が364日となり、
これにジョーカーを加えると1年になる。
それぞれのスート(ダイヤなど)が、
13枚(週)ずつで春夏秋冬ということ。
黒いスートと赤いスートは男性と女性や
昼と夜を意味し、状況に応じて使い分ける

またJ,Q,Kを11,12,13にして、
トランプにある全ての数字を合計すると
(1+2+3+…+13)×4=364、
これもジョーカーを加えると1年と
いうことになる。
トランプには通常ジョーカーは
2枚入っている。
残った1枚を加えれば「うるう年」になる
何気ない枚数や数字でも、
これだけ考えられた占い道具なのである。

テーマ「へなちょこ」

見掛け倒し、未熟者、腰抜けという意味で
使われる「へなちょこ」。
語感だけで何となく意味は伝わるが、
これはお酒を飲む猪口(ちょこ)のこと。
「大言海」というものにその語源と
されるものの記述があるという。

明治14〜15年頃に新聞記者の
野崎左文や山田風外という人たち数人が、
神田明神の境内にある「開花楼」という
ところで宴会をした。そこで見つけたのが
内側におたふく、外側に鬼の面が描かれた
楽焼の猪口。
なかなかいいものだ、ということで、
これを使って酒を飲むことにした。

ところが酒を入れると猪口が音を
立てながら酒を吸ってしまった。
見掛けは立派でも猪口としては
全然役に立たない。
「へな」というのは黒い粘土のことで、
これと「変な」をかけてか、
「へなちょこ」と呼んだのである。
これが悪口として広まったと言われている。
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