2014年6月26日木曜日

旬の食材薀蓄 うなぎ

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夏の暑い日、うなぎ屋からはもうもうと
勢いよく白い煙があがっていますよね。
なんとも香ばしい匂いに、たちまち
お腹がすいてしまうことでしょう。

まさに土用の丑の日がうなぎ屋の
繁盛時期です。

土用の丑の日(2005年は7月28日)に
うなぎを食べる習慣が生まれたのは
江戸時代のこと。
夏暑く売れないうなぎ屋を助けるべく、
かの有名な発明家である平賀源内が
うなぎ屋の店先に
「本日土用の丑の日」と看板を立て、
人を集めたといいます。

この説は有力で、江戸時代の世相や
風俗を記した「明和誌」には
平賀源内が考案したと書かれています。

よく、関東は背開き・関西は腹開きと
いわれますね。

これは蒲焼が江戸で流行した江戸時代、
武士達が腹開きは切腹を
連想させることを嫌い、
背開きにするようになったそうです。

そして、同じ蒲焼でも関東と関西では
調理法が違います。

関東は白焼きにしたものを
一度蒸してから蒲焼に、
関西では蒸さずにそのまま蒲焼にします。
一度蒸すことで、
皮も身も柔らかくなりますが、
関西の蒲焼もご飯に乗せることで
同じように身・皮が蒸されて
柔らかくなります。

うなぎは、ビタミンA・E・B1・B2と
含まれ、ビタミンの宝庫です!
骨を丈夫にするカルシウムも
多く含まれています。

ビタミンAは免疫力アップ、
Eは抗酸化作用、
B1は疲労回復物質、
B2は胃や腸の粘膜強化など、
夏の体力低下の時期には
もってこいの栄養素が含まれています。

脂質ではコレステロールが多いですが、
一串程度なら問題な量ではありません
(1串230�/1日の目標量600�未満)。
そのコレステロールの血中濃度を下げる
オレイン酸、善玉コレステロールを増やす
DHA(ドコサヘキサエン酸)も
多く含まれているのがうれしいポイントです。

うなぎは蒲焼が一般的な食べ方ですが、
たれに漬けずに白焼きにして
わさびしょう油で食べると、
さっぱりとうなぎ本来の味を
楽しむことができます。

また、油で揚げたおやつ感覚の
骨せんべいや、肝吸い・肝焼きなども
おいしいものです。

市販の開きの蒲焼を利用して、
手軽にうなぎめしやうなぎの
中華炒めも作ってみるのもよいですね。

よくうなぎと梅干しの食べ合わせは
良くないといいますが、
根拠はないと思われます。

なぜなら、梅干しは胃酸を濃くして
うなぎの油の消化を助ける
働きがあるからです。
どちらもご飯のすすむ食べ物ですから、
ご飯の食べすぎという贅沢を
させないための言い伝えのようです。

うなぎを食べて、心から身体から
夏バテを吹き飛ばしましょう。


上手に選ぶコツ
蒲焼→身が厚いもの 旬の時期

7月〜10月頃
うなぎのうれしい機能
?ビタミンA
レチノールの代謝物である
レチノイン酸は、白血病患者に対して
表皮細胞の分化を抑え、
角化を遅らせる効果がみられます。
また、生物の分化と形態形成を
制御する働きもあると研究されています。

?ムコ多糖類
皮のヌメヌメ成分をムコ多糖類といい、
抜群の保水性を持ち、
肌のハリや潤いを保つ働きをします。
また、弱った胃腸の粘膜を保護し、
消化吸収を助ける働きをします。
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