夏バテしない夏のバランス栄養食その３

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その３
夏の疲れと脂肪をスッキリ落とす！
クエン酸

だるくて、食欲もなくて、
何をするにも疲れるという
夏バテの症状は、乳酸という
疲労物質が溜まってしまうことに
よって引き起こされます。
そんな夏バテの症状に効果があるのが、
すっぱい食材に多く含まれるクエン酸です

クエン酸は、乳酸や脂肪のもととなる
体内に蓄積された酸化物質と結合し、
様々な酸に変化しながら
エネルギーを作り出します。
これは、1953年にイギリスのクレブス博士がノーベル賞を受賞した
「クエン酸サイクル」という理論です。
十分なクエン酸の量が供給され、
クエン酸サイクルがうまく廻ると
乳酸や脂肪が燃焼され、
疲れ知らずのスリムなからだが保てます。

また、ビタミンと並んで人間のからだに
必要不可欠なものとされているミネラルは
クエン酸と結合することによって
身体に吸収されやすい形になり、
からだの酸化も防ぎます。
こちらはクエン酸の
「キレート作用」と呼ばれます。
良いことずくめのクエン酸ですが、
すぐに分解されて排出されてしまうので、
毎日の食生活に取り入れて
確実に摂取していきましょう！

おすすめ食材

お酢
調味料としておなじみの酢は夏バテと
ダイエットの強い味方。
夏にぴったりのサラダや麺類の
つけ汁などにフル活用しちゃいましょう！
クエン酸は家庭でよくつかわれている
穀物酢や米酢からももちろん
摂取できますが、
数ある酢のなかでオススメなのが
黒酢やもろみ酢。独特の製法により、
一般的な酢と比べて
クエン酸やアミノ酸の
量が多いのが特徴です。

梅干

梅干しは日本を代表するクエン酸食材。
その効果から「梅はその日の難逃れ」
ということわざもあるんです。
特に注目したいのが殺菌効果と整腸作用。
食べものがいたみやすいこの時期に
料理に加えれば食中毒予防になり、
口に入った時にはだ液と胃酸を
コントロールして食べ物の
消化を良くします。
ペクチンという水溶性の食物繊維も
含んでいるのでダイエットに大敵な
便秘の解消にも効果があります。

グレープフルーツ
食べてよし、香りを楽しむのもよしの
まさにダイエッターのための果物です。
クエン酸の他に、夏のお肌にうれしい
ビタミンCや、むくみをとるカリウムも
たっぷり含まれています。
最近はその甘く、みずみずしい香りに
脂肪を燃焼させる効果が発見されて
話題になりましたよね。
夏のデザートは
グレープフルーツに決まりです！
次回はその４
夏のダイエット成功の鍵　
水分補給
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